インプラント手術当日
入室時、診察室内に並んだ手術器具が見えて緊張が増してしまったようです。
「顔見知りの歯科衛生士さん、電話で話した麻酔科の先生が中にいてくれたので、なんとか診察台に座れました。」
「歯医者が苦手な自分にとって、スタッフさんが優しく接してくれることは本当に助かります。」
とおっしゃっていました。
インプラント手術開始
座ったあと、麻酔科医からのいくつかの確認事項に答えていただき、バイタルサイン管理・点滴投与が始まります。
点滴投与のため、腕に注射を打ちます。
その後、インプラント手術を開始します。
インプラント手術を実際に受けてみて
「点滴をしたあと、いつの間にか眠っていました。
声掛けに反応していたようですが、全く記憶がありません。
麻酔科の先生に名前を呼ばれ、起きると既にインプラント手術は終わっていました。
インプラント手術はどうでしたかと聞かれると、覚えていないので答えられませんが、痛みも何も感じませんでした。ただ、寝て起きた感じです。」
「寝ているから、痛いことを伝えられないのでは?」
患者様が静脈鎮静を受けている間は、専門麻酔科医が常にバイタルサインで麻酔のコントロールを行います。
痛みを感じると血圧上昇・心拍数増加といった変化により管理をしているので、安心して処置を受けていただけます。
静脈鎮静のあとは、リカバリー時間(お薬が体内から抜けるのを待つ時間)があります。
麻酔科医からの指示のもと一定時間休んでいただき、ふらつき等がなければ帰宅していただきます。