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【歯周病】が原因で引き起こされる【全身の病気】とは?詳しく解説!

動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞

歯周病菌は、動脈硬化を起こす原因菌と言われています。

歯周病菌により動脈硬化を起こす物質が作られ、血管が狭くなったり、塞がってしまうのです。

歯周病の方は健康な方の3倍近く脳梗塞になりやすいと言われています。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、肺や気管に食べ物・細菌が誤って肺に入ってしまうことで起こる肺炎です。

高齢の方(特に脳血管障害の高齢の方)に多くみられるといわれています。

高齢の方は、食べ物・細菌などの異物が気管に入りそうになった時、反射的に咳をして防ぐ機能や、異物に対しての免疫力が弱くなり抵抗できないためです。

誤嚥性肺炎の原因菌の多くが歯周病菌だと言われています。

糖尿病

糖尿病の方は歯周病発症リスクが高く、歯周病の方は糖尿病発症リスクが高いと言われています。

歯周病になると、歯周病菌が作り出す炎症物質が血液中に入り込むことでインスリンの働きを弱め、血糖値が下がりにくくなるため糖尿病の発症リスクが高くなります。

糖尿病になると、細菌に対しての抵抗力低下やお口の中の乾燥が起こり歯周病菌が活動しやすい環境になるため、歯周病悪化のリスクが高くなります。

糖尿病になると歯周病の罹患リスクが通常の2倍高くなると言われています。

歯周病治療で糖尿病の改善がみられることがあります。

認知症

脳の老化による物忘れは、脳の「情報を必要に応じて思い出す」機能が低下することで起こります。

そのため、体験したこと・覚えたことを思い出すまでに時間がかかってしまったり、体験したことの一部を忘れてしまいます。

それに対し認知症は、脳の「情報を覚える」機能が働かなくなるため、体験したこと・覚えたこと自体を忘れてしまいます。

認知症は、何らかの原因で脳の神経細胞がダメージを受けることで起こる症状です。

歯周病の細菌が、歯肉内に侵入・血管内に侵入することで、全身を巡ります。

細菌が脳まで到達して、小さな脳出血を引き起こすと言われています。

脳出血が起こり、神経細胞がダメージを受けることで、脳出血性認知症が引き起こされます。

脳出血性認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多く発症する認知症です。

歯周病は妊娠中にも注意が必要です!

妊娠中は女性ホルモンのバランスが変化することで歯周病細菌を増やしやすくしてしまう時期があり、歯肉の状態が乱れやすくなります。(妊娠性歯肉炎)

また、つわりで歯磨きが思うようにできなくなってしまうことで、お口の中の環境が悪くなり、歯周病が起きてしまうこともあります。

歯周病なのに歯周病治療を受けないまま妊娠をしたり、妊娠中に歯周病にかかってしまったりすると、へその緒を通じてお腹の中の赤ちゃんにも影響してしまうことがあると言われています。

低体重児出産・早産

歯周病が原因でつくられた炎症性物質が血流にのって子宮内に移動することで子宮収縮を引き起こし、出産予定日より前に出産に至ってしまうと言われています。

歯周病のかたが早産になるリスクは健康なかたの7.5倍です。

赤ちゃんへの影響は、生まれたときの体重が低ければ低いほど、健康な状態で成長できる可能性が低くなり、特に心臓や目の障害が起こるリスクが高くなると言われています。