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【歯根端切除術】適応となる歯・適応とならない歯について【根の先の外科的治療】

歯根端切除術

歯根端切除術とは、根の先に膿の袋ができ、根管治療だけでは治癒が難しい歯に対して行います。

歯が埋まっている状態で歯根の先端を、付着する病巣と共に摘出します。

適応となるケース

主に前歯や小臼歯

器具の到達や、根の本数、根尖を目視できるかなどが関係しています。

上顎に生えている6番目以降の歯は根が3根(頬側2根、上顎側1根)あり、頬側の1根は根尖が見えないため適応できません。奥歯に関しては、再植術を適応することがあります。

下顎の6番目以降の歯に関しても、複数根・根尖が見えないため、再植術を適応することがあります。

根の先の膿が大きい歯

通常の根管治療を行っても、効果が得られない歯、膿の袋・顎の骨への侵襲が大きい歯に対して、歯根端切除術が適応になります。

ただし、根の先の膿が、歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)と交通してしまっている場合は適応できない可能性が高いです。

コア(支台築造を外すことが困難な歯)

既に根管治療が完了している歯で、支台築造(中に入っている土台)が太い、または長く再治療を行う際に除去が困難な場合に適応されます。

適応とならないケース

亀裂・破折してる歯

亀裂や破折が認められる歯は、その部分から骨の吸収が生じるため、歯根端切除を行って根尖の病巣を取ったとしても症状は改善しません。

歯根が広範囲で細菌感染してしまっている

歯根が広範囲で感染してしまっている場合、病巣炎症による歯根吸収を起こし歯根長が十分に確保できません。

その場合は、歯冠を支えることが困難となるため、適応できないことが考えられます。

重度の歯周病に罹患している

重度の歯周病に罹患していると、歯を支えている周りの組織が大きく失われているため、歯そのものを支えることができません。