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【症例写真】埋まっていた親知らずを機能させる方法【親知らずの活用方法ご紹介】

親知らずの手前の歯に大きな治療が必要な場合、適応となれば親知らずを代わりに機能させることができます。

【2021年レントゲン】

レントゲンを見ると左から2番目の歯に大きな影が見られます。

この歯を治すには神経処置が必要になる可能性が高いです。

また、後ろ側の歯の丈が短いので、修復物が脱離しやすいことも考えられます。

その後ろには健康な親知らずが埋まっています。

 

【2021年口腔内写真】

一番奥の歯がレントゲンに写っている問題の歯です。

この時点では親知らずは骨の中に埋まっており見ることはできません。

患者様とご相談の上で、健康な親知らずを代わりに機能させるために虫歯に感染している歯の抜歯を行うことになりました。

 

【2022年】

抜歯をしてから1年経過後に撮影したレントゲン写真です。

親知らずが動いてきていることが分かります。

 

【2023年】

さらに1年経過後の口腔内写真です。

一番後ろに写っている歯が骨に埋まっていた親知らずです。

萌出力と重力によって矯正治療を行わなくても親知らずが自然に歯列に参加しました。

 

根管治療や修復物治療は、複数回かかる歯科治療です。

親知らずが活用できれば抜歯を1回行うだけで済みます。

抜歯後は数年単位で経過観察をする必要がありますが、健康な歯が萌出してきてくれます。

治療回数も少なく、神経処置をしていない健康な歯を手に入れることができるということです。