小児予防歯科で行っているフッ素塗布の効果についてのご案内です。
・再石灰化の促進
再石灰化とは、歯から溶け出したミネラルを歯に戻す働きのことです。

・耐酸性、結晶性の向上
歯の組織を硬くし、虫歯菌が作り出す酸の影響を受けにくくします。

・抗菌、抗酸化作用
虫歯菌が作り出す酸の生成を抑制します。

普段ご自宅で使用されている歯磨き粉にもフッ素が配合されているものが多いです。
歯科医院でフッ素塗布時に使用するフッ素の濃度はご家庭用の約10倍です。
定期的に高濃度のフッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯を作ります。
特に、生えたての歯や生え変わり時期の歯は成熟途中なので、虫歯になりやすいですがフッ素の吸収もいいので効果的です。
当院では、来院されたお子さんに対して毎回塗布をさせていただきます。