矯正治療中は様々な装置がお口の中に装着されるため、何かあったときにどのように対処したらいいか不安になってしまうと思います。
今回はワイヤー矯正治療中に注意していただきたいことをコラムにまとめましたので参考にしてください。
矯正装置が当たって粘膜が痛い・口内炎が出来た
痛い部分の矯正装置に矯正用ワックスを付けて粘膜を保護してください。
使用方法を以下のコラムに載せてありますので併せてご覧ください。
【写真で解説】矯正治療中に使う矯正用ワックスの使い方 | しんみ歯科石神井台 | 上石神井・武蔵関・大泉学園の歯医者 (shinmi-shika.com)
矯正治療による歯の痛み
痛みがある時は、柔らかいものをゆっくりと食べるようにしてください。
痛みがどうしても我慢できない場合はご相談ください。
矯正治療によって歯が我慢できないくらい痛い場合は、鎮痛薬の服用で緩和されます。
鎮痛薬は市販のもので構いません。
矯正治療による歯の痛みのピークは装着後24時間で現れ、その後は緩和していきます。
また、鎮痛薬が必要になるほどの痛みが感じられることは少ないです。(矯正治療患者様の1割程度です。)
装置の取扱い注意点
指などで触りすぎないでください
最初は異物が入ることで気になると思います。
ですが、指などで装置を触りすぎると脱離する原因になりますのでお控えください。
食べ物の注意点
以下のような食べ物にはご注意ください。
【硬い食べ物】
細かく切って食べるようにしてください。
【大きいもの】
丸かじりはせず、細かく切って食べるようにしてください。
【氷、アメ、スティック状アイスなど】
噛まずに舐めてください。
【粘着性の高いもの】
装置が脱離しやすいです。
磨き残しの原因にもなるため、なるべく控えることをおすすめします。
(キャラメル、ハイチュウ、ガム、お餅など)
装置が外れてしまった場合
矯正装置が脱離してしまった場合、痛みがなければ急いで来院する必要はありません。
痛みがある場合は矯正医が不在でも応急処置が可能なので、ご来院ください。