”これは虫歯ですか?着色ですか?”
今までなかった歯の変色を見つけると、不安に感じてしまうと思います。
今回は虫歯と着色の違いについて、ご質問をいただいたのでお答えいたします。
着色
歯にある溝や、表面にできた傷に、着色性の強いものを摂取して色がついている状態です。
着色性の強いものとは、コーヒー、紅茶、赤ワインなどが代表的です。
他に、チョコレートやカレーなども挙げられます。
虫歯
虫歯菌により、歯が溶かされる病気です。
初期虫歯から変色が見られますが、徐々に穴が開き、黒くなります。
虫歯と着色の違い
どちらも茶~黒く変色するため、判別が難しいかもしれません。
虫歯は大体の場合、1本の歯や、一部分が黒くなります。
それに対し、着色は、複数歯に見られることが多いです。
歯の変色を見つけたら…
自己判断をするのではなく、歯科医院に受診をすることをおすすめします。
初期虫歯の場合は、歯にトリートメントを行い、削らずに再石灰化を促すことができます。
虫歯の場合は、早期に治療をすることで、歯を削る範囲を最小限に食い止められます。
着色の場合は、歯に負担の少ない専用器具できれいに除去することが可能です。
少しの変化でも、歯科医院でプロに診断をしてもらいましょう。