お子さんの歯科定期検診
”子どもを歯医者に通わせるのはいつからがいいのか?”
保護者の方からご質問をされることがあります。
歯科検診は、お子さんのお口の中に1本でも歯が生え始めたら考えられてよいと思います。
今回はしんみ歯科でおすすめしているお子さんの来院間隔についてのお話をします。
0~3歳児…6ヶ月~1年ごと
年齢的に効果的なフッ素塗布などを行うのはまだ難しい時期です。
来院することや処置を受けることに慣れていただくことが大切です。
”今日はできる・できない”
など、気持ちに波があるお子さんもいらっしゃいます。
無理矢理処置をするということはしません。
お子さんのペースに合わせて担当歯科衛生士が徐々に慣れさせていきます。
4~6歳児…3ヶ月ごと
乳歯が生え揃う時期です。
フッ素塗布による歯の強化・虫歯予防を行います。
お口の中の状態によって、シーラントと呼ばれる予防充填も行います。
保護者による仕上げ磨きが減り、お子さんだけで歯磨きをすることが増えてくるので、自分自身で正しい歯磨きができるように練習していきます。
また、この時期のお子さんは指しゃぶり・口呼吸など今後の成長に悪影響を及ぼす習慣がないか確認することも重要です。
適切な時期に必要に応じて予防矯正の介入をします。
6~12歳児…3ヶ月ごと
この時期には歯の生え変わりが始まります。
フッ素塗布による歯の強化・虫歯予防を行います。
シーラントや、歯磨き指導も継続して行います。
歯並びの確認をし、適切な時期に必要に応じて矯正治療を行うことが望ましい時期でもあります。