麻酔とお食事について
術後2~3時間効いていることが多いです。
お食事は麻酔の効果が切れた後に取るようにしてください。
硬めのものや、刺激の強いもののご飲食は控えてください。
また、処置当日の飲酒も控えてください。
出血について
お食事や会話の際に、口の動きで患部が刺激されると再び出血することがあります。
なるべく口を大きく動かさないよう注意してください。
出血があった場合は、ガーゼ(なければティッシュ)を厚めに重ねて、患部を押し当てるように噛んでください。
患部が圧迫されて、5~10分ほどで止血されます。
過度なうがいは治癒の妨げになってしまうので、行わないようにしてください。
出血を促したり、血が固まった瘡蓋(かさぶた)が剥がれ、痛みの原因になります。
術後の痛みについて
抜歯直後から術後2日目にかけて、痛みを伴うことがあります。
麻酔が効いているうちに痛み止めを服用してください。
それ以降はご自身の判断で服用してください。
痛みがなければ痛み止めを服用する必要はありません。
処方薬ではなく、市販の解熱鎮痛薬でも同じ効果があります。
痛み止めが足りない場合や、痛みが続く場合は連絡をしてください。
術後の腫れについて
抜歯した翌日あたりから腫れてくることがあります。
また、痛みが消えても、腫れが残る場合があります。
腫れた周囲に熱を感じるようであれば、冷やしてください。
氷などで冷やすのではなく、濡らしたタオルなどを頬にあてて患部を冷やしてください。
腫れがひどい場合は、傷口からの細菌感染が疑われるので連絡をしてください。
抗生物質について
抗生物質は傷からの細菌感染を防ぐことを目的に処方しています。
処方がある場合は、症状の有無に関わらず日数分服用してください。
喫煙について
抜歯後に喫煙をすると、傷の治りが悪くなり、歯が埋まっていた部分の骨が露出するドライソケットになりやすいです。
ドライソケットは強い痛みが続く原因になります。
患部が歯肉で塞がるまで、禁煙もしくは節煙してください。
うがい、歯ブラシについて
抜歯翌日からは、傷口周辺を清潔にするため、よくうがいをしてください。
歯ブラシに関しては、患部に刺激を与えてしまうことがあります。
抜歯後2~3日は患部周辺に歯ブラシを当てないように注意しましょう。
消毒、抜糸について
担当歯科医師からの指示がある場合は必ず受診してください。