歯の根が細菌感染すると、やがて先端に膿の袋ができてしまい、病巣が大きくなっていきます。
神経を取り、歯の内部をきれいにする根管治療が必要になりますが、この治療を受けた歯は脆くなり割れてしまうリスクが高くなります。
当院では、治療を受ける歯が長く機能できることを考え、治療方法や最終修復物のご提案をさせていただいています。
症例写真
2017.11
初診時の状態です。
真ん中に写っている歯の根の先端が黒く写っています。
噛んだ時に響くような違和感も出てきているようです。
この状態のままにしておくと、黒い影が広がりブリッジとして機能させることが困難になります。
根管治療を行い、新しいブリッジを装着する治療を行いました。
治療は2018年6月に完了し、メインテナンスに移行しました。
メインテナンス時には清掃状態、噛み合わせの状態、違和感の有無、レントゲン撮影での確認などを必要に応じて行っています。
2023.12
今年のメインテナンス時のレントゲンです。
治療を行ってから5年以上経過していますが問題は出ていません。
初診時にあった根の先の黒い影も消失しています。
これからも定期的に確認をしていき、患者様が快適な毎日を送れるようサポートしていきます。