根管治療(神経処置)が完了した歯の内部を補強し、再び噛む機能を回復させるためには、被せ物を装着する必要があります。
被せ物を装着させるために、コアと呼ばれる柱を立てることが必要です。
コアを根管に装着し、被せ物と連結させます。
根管治療後のコア(支台築造)の治療の流れをご紹介します。
口腔外で行う方法(間接法)と、口腔内で行う方法(直接法)があります。
間接法で行う場合
1、根管形成
コアが立てられるように形成します。
2、型どり
型どりをします。
コアが完成するまでの間、仮の蓋もしくは仮歯を装着していただきます。
この日の処置はおしまいです。
3、コア装着
再度来院していただき、完成したコアを装着します。
コアの治療は完了です。
治療回数
2回
1回の処置時間20~30分(目安)
コア装着後、修復物(被せ物)装着処置へ移ります。
直接法で行う場合
1、根管形成
コアが立てられるように形成します。
2、コア築造
根管内に材料を流し込み硬化させ、口腔内で直接コアを立てていきます。
3、コア形成
コアの形を整え、完了です。
治療回数
1回
処置時間20~30分(目安)
コア装着後、修復物(被せ物)装着処置へ移ります。