虫歯の進行度はC0、C1、C2、C3、C4と表されます。
数字が大きくなるにつれて、虫歯が進行している状態を示します。
C4(歯根におよぶ虫歯)
歯冠は虫歯により崩壊し、細菌感染が歯根にまで進んでいる状態です。
歯髄は死んでしまっているので、痛みはありません。
歯髄からの栄養供給ができなくなり、虫歯の進行も進むため、歯が脆くなり崩壊していくのです。
虫歯を取り除き、修復できるほどの健康な歯質が残っていないため抜歯が必要です。
このまま放置すると、細菌感染が全身に影響を及ぼしてしまいます。
痛みがなくなった=治ったではありません!
虫歯は免疫機能が働かないため、一度虫歯が進行してしまうと悪い部分を取り除かない限り治りません。
C4にまで虫歯が進行すると痛みがなくなるため、治ったと勘違いしてしまう方がいますが、治ったのではなく歯が死んでしまい痛みを出す機能が失われるためです。