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【コア(支台築造)】根の治療後に必要なコアの種類について

根管治療を行った歯の中は、処置後に補強が必要になります。

その補強材料をコア(支台築造)と呼びます。

根管治療後にその歯がどれくらい残っているかによって、適応できる材質が変わります。

残量歯質が多ければレジン(歯科用プラスチック)、少なければ金属を使用します。

根管内の細菌感染が大きい歯は、感染部分を取り除かないといけないので、その分大きく削る必要があります。

その場合は根管内にポスト(ピン)を挿し込まないとコアの維持が難しいため、金属のポストやファイバーポストを用いて支台築造を行います。

コアの種類

【レジンコア】

十分に歯が残っていて、根管の入り口のみを密封するだけで被せ物を装着しても問題がない歯に対して適応されます。

コアの先端のポスト(ピン)を入れるために、健康な根管歯質を多く削ることになりますので、歯の寿命を縮めてしまいます。

強化型コンポジットレジンでコアを築造します。

歯根より硬いメタルコアは歯根を割ってしまうリスクがありますが、それとは逆にレジンコアは、歯根より強度が低いため、強い負荷がかかると歯ではなく土台が中で割れてしまうリスクがあります。

 

 

【ファイバーコア】

ファイバーコアはガラス繊維強化樹脂とレジン(プラスチック)でできています。

歯根とほぼ同じ硬さのため、歯根の負担を軽減することができます。

また、金属アレルギーの心配もありません。

ただし、ファイバーコアはある程度歯質が残っていないと適応ができません。

 

 

16Kゴールドコア(メタルコア)】

16Kゴールドをコアに用いることで、歯との適合に優れ外れにくく、歯肉の変色も防ぐことができます。

また、ゴールド独特の弾性があるので、割れるリスクを下げることができ、二次的な虫歯にもなりにくいです。

 

 

【シルバーコア(メタルコア)】

保険適応の土台になります。

硬く強度がありますが、歯根より硬すぎるため歯根破折の原因になることがあります。

また、金属の溶け出しにより、歯・歯肉の変色、金属アレルギーを引き起こすことがあります。